北軽井沢 8月の物語

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北軽井沢 8月の物語

夏といえば、テレビで怪談話を観る機会が多くなる頃です。
地元住民でも知られていない事ですが、昔、嬬恋村の一部の地域では、村人が亡くなると、土葬にする習慣がありました。
その場所は川辺なので、岩ばかりで土を掘ることもできず、死体の上には河原の石をたくさん乗せるのです。台風などで、川の水があふれると、死体が流れてしまうこともあったそうです。

40年ほど前まで、その風習は残っていました。
今でも、その場所には当時の棺桶の木片や、亡骸に積んだ石、備えられた造花などが残っています。
石垣島や、モンゴルの鳥葬と同様、民俗学的に、とても興味深い地域なのですが、その場所には看板や紹介文があるわけでもなく、村の人達にもほとんど知られていません。

40年経った今でも、夏の雨の日の夕方には、骨から出るリンが燃えて、その場所にはひとだまが出るのだそうです。


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